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NEWS

2023.01.14ペアリング

ワインと旬の食材のペアリング「ベガマル・クリアンサ」

~ワインに料理があるとさらに華やかに~
日常の食卓を彩るペアリングをプロのソムリエが指南します

 

ワインと旬の食材のペアリング


ただ赤ワインを楽しみたい時に持っておきたい1本

登場者案内

良川 雅子
JSA認定ワインエキスパートエクセレンス取得、スペイン語通訳案内士
プロフィール:
ワインの輸入・マーケティングやプロモーションなどを担当
櫻井 一都 氏
大井町「ロスビノス」
オーナーソムリエ
プロフィール:
東京・日本橋「レストラン・サンパウ」シェフソムリエを経て、渡西。ICEX(スペイン貿易庁)・スペイン大使館経済商務部主催「スペインワインコンテスト2007優勝」カバ功労騎士叙任

今回のご紹介のワイン

ベガマル・クリアンサ

【商品説明】:熟した赤い果実のニュアンスにオーク由来のバニラやトーストのアロマが絶妙なバランス。熟したボリュームのあるソフトなタンニンに果実味と新樽が溶け込んだまとまりのよいバランス。余韻にも酸が長く残る。
近年は数々の受賞歴を獲得し注目を集めている実力ワイナリーです。畑には化学肥料を使わず牛糞を利用した有機肥料を用い、ぶどう栽培に必要な土中の微生物の活動に役立てます。山間部の豊かな果実味とアロマに加え、長期熟成のできる上質のワインを目指してとりくんでいます。エチケットは使用しているぶどうでテンプラニーリョの葉を表しています。国内のコンクールでエチケット部門賞を獲得するなどワインさながらボトルのディテールもこだわっています。

生産者:ボデガス・ベガマル
生産地:スペイン/D.O.バレンシア
タイプ:赤
セパージュ:テンプラニーリョ、シラー、メルロー
醸造:アメリカンオークで9ヵ月、瓶内熟成15ヵ月以上


肉料理に赤ワインと思ってもパワフルなのがいいのか繊細なのがいいのか、あれこれ悩まずにこの1本でおさめてくれるワインです。気軽に楽しめる赤ワイン好きの心強い味方なのです。

〜テイスティング〜

全体的にほんのり紫がかったやや濃いめのチェリーレッド。グラスを傾けると中心に透明感があり、十分にこなれた印象が伺えます。香りはしっかりと主張されたアロマです。チェリーコンポートやラズベリージャムなど熟した赤系果実が中心で、スミレや挽いた白コショウなどのハイトーンの華やかさとスパイス感、他に若干のなめし革やモカなどの熟成感が程良いアクセントとなり、より複雑さが強調されています。


程よくこなれた雰囲気の、若さと落ち着きさが共存している印象ですが甘い香り、樽由来のバニラフレーバー、スパイスも豊かに漂ってきます。


口当たりはマイルドでドライ。生き生きとした酸と果実味のバランスが良く、グリップのあるソフトなタンニンは、より味わいの上質さが感じられます。アフターはキレがあり、フィニッシュにはオーク由来のバニラやトースト調のフレーバーと程良いボリューム感が口中に広がります。


そこまでパワフルでもなく、緻密なタンニンに酸と果実味のバランスが良いですよね。初めて見本市でこのワインに出会った時の感動をまだ覚えています。「うわ、美味しい」と素直に感じ、いろいろな料理を思いつき食べたくなりました。砂糖や醤油を使う日本人の味覚に親しみのある味付けといけそうだな、とエアーでマリアージュをしていました(笑)


〜どんな料理に合わせたい?〜

その時も思っていたのがうなぎのかば焼き。山椒のスパイスがさらに味覚の次元を広げてくれる感じです。焼肉はもちろん、ハラミなどの牛肉にタレとワインの相性が良いと思います。


牛肉や鹿肉などの赤く、鉄分やタンパク質が豊富なお肉料理がおすすめです。食材の風味を活かしたタタキや煮物、焼肉など。鹿肉を使ったジンギスカンや鍋なども面白そうです。繊細で緻密な味わいを持つ、ワインと食材の両者の同調を試してみたい・・。


B級グルメの王道、お好み焼きやソース焼きそばもいいですよね。ソースの濃さ、甘さがワインのもつ品種特有の果実の甘めやかさ、ロースト感と難なくマッチします。


肉団子の甘酢あんや豚バラ大根といった濃いめの味つけにもおいつきますね。


スペインでは肉団子のトマトソース煮が人気メニューですが甘酢あんもあるぞと♪角煮も美味しそう。トロリとした肉の触感に調味料ごと溶け込んだ旨味をワインでごくりと。ワインの故郷バレンシアはパエリアの発祥地でもありますが肉やチョリソを使ったパエリアもいいですね。


完成度が高い、落ち着いたテイストは、和食やフレンチなどのディナーなどでもゆっくり楽しめます。グルメな人が集まるワイン会や晴れの日などの赤ワインを楽しむときにも是非!


一人で静かに楽しんでも仲間とワイワイ楽しんでも、シチュエーションを選ばないので何も考えずにただ赤ワインを楽しみたい時にうってつけですね(笑)


常温で大ぶりのワイングラスがおすすめです。開栓したてからとても美味しくいただけます。少し時間が経つと、より香り味わいに深みが増して、美味しさが倍増します。常に近くに1本置いておきたいワインです。



今回のご紹介のワイン

ベガマル・クリアンサ

【商品説明】:熟した赤い果実のニュアンスにオーク由来のバニラやトーストのアロマが絶妙なバランス。熟したボリュームのあるソフトなタンニンに果実味と新樽が溶け込んだまとまりのよいバランス。余韻にも酸が長く残る。
近年は数々の受賞歴を獲得し注目を集めている実力ワイナリーです。畑には化学肥料を使わず牛糞を利用した有機肥料を用い、ぶどう栽培に必要な土中の微生物の活動に役立てます。山間部の豊かな果実味とアロマに加え、長期熟成のできる上質のワインを目指してとりくんでいます。エチケットは使用しているぶどうでテンプラニーリョの葉を表しています。国内のコンクールでエチケット部門賞を獲得するなどワインさながらボトルのディテールもこだわっています。

生産者:ボデガス・ベガマル
生産地:スペイン/D.O.バレンシア
タイプ:赤
セパージュ:テンプラニーリョ、シラー、メルロー
醸造:アメリカンオークで9ヵ月、瓶内熟成15ヵ月以上

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生産者紹介

国内外で人気沸騰中、今注目のワイン
ボデガス・ベガマル

【生産者説明】ワイナリーの設立は1999年、バレンシアの州都から65km離れたサブゾーン、アルトトゥーリアに位置します。
山間の、トゥーリア川とトゥエハル川に囲まれたぶどう栽培に理想的な自然条件に恵まれ、最新の醸造設備と伝統的な醸造方法を駆使しながら山間部の豊かな果実味とアロマに加え、長期熟成のできる上質のワインを目指してとりくんでいます。
畑には化学肥料を使わず牛糞を利用した有機肥料を用い、ぶどう栽培に必要な土中の微生物の活動に役立てます。