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NEWS

2022.09.30ペアリング

ワインと旬の食材のペアリング「ドゥデ・ノーダン ブルゴーニュ・ピノノワール」

~ワインに料理があるとさらに華やかに~
日常の食卓を彩るペアリングをプロのソムリエが指南します

 

ワインと旬の食材のペアリング


脂ののったサバにカレースパイスをアクセントに


登場者案内

良川 雅子
JSA認定ワインエキスパートエクセレンス取得、スペイン語通訳案内士
プロフィール:
ワインの輸入・マーケティングやプロモーションなどを担当
櫻井 一都 氏
大井町「ロスビノス」
オーナーソムリエ
プロフィール:
東京・日本橋「レストラン・サンパウ」シェフソムリエを経て、渡西。ICEX(スペイン貿易庁)・スペイン大使館経済商務部主催「スペインワインコンテスト2007優勝」カバ功労騎士叙任

今回のおすすめワイン

ドゥデ・ノーダンピノノワール

輝きのある濃いルビー色。赤い果実(ブラックベリー、カシス)のニュアンスを感じさせる広がりのある香り。口に含むと、程よく繊細なタンニンとエレガントなフィニッシュが心地よい。フィネスとテロワールのエレガンスさを軽快なスタイルで体現した、ワインを楽しむ喜びを感じさせるワイン。

生産者:ドゥデ・ノーダン
生産地:フランス/ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ
タイプ:赤
セパージュ:ピノノワール100%
醸造:手摘みし手作業で厳選したブドウを使用。 1/3は木樽熟成(1~2年)、2/3はステンレスタンク熟成(約1年)


秋の気配を感じながら、まだ夏の名残を楽しみたい時に、気温がまだ高い昼間赤ワインを合わせるとしたら果実味とチャーミングな印象のピノノワールかなと。タンニンがソフトで優しいので抵抗なく味わえます。赤ワインが苦手という方にも楽しんでもらえるようなピノノワールの優しさに癒されてください。(笑)


テイスティング

外観は色鮮やかな明るいラズベリーレッド。少し落ち着いた印象もあり、若干の熟成具合も見て取れます。香りは全体的にとてもチャーミングな印象。フレッシュなラズベリー、カシスの芽やスミレ、そこに森の下草などのほんのりと湿った印象があります。スワリングをすると鉄やミネラルのアロマが複雑さを醸し出します。


チャーミングながら少し落ち着いた感じのブルゴーニュピノノワールです。秋の気温の下でゆっくり味わっていたい。


味わいは軽やかな口当たり。新鮮な果実味と爽やかな酸が前面に感じられ、軽快でサラサラとしたタンニンと程良いボリューム感で、心地良いフィニッシュを味わえます。


香りからつながる果実味がソフトで親しみやすく、つい杯が進みますね(笑)

造り手のドゥデノーダンはこの前のマコンヴィラージュ同様、非常に良いぶどうを仕入れてバランスよくブレンドするのが本当に秀でていると思います。彼の哲学、人柄もそのスタイルに表れているかのようです。


〜どんな料理に合わせたい?〜

鉄分のニュアンスはマグロなどの赤身と相性が良いと思います。タルタルや鉄火巻、握り。お肉だと例えば豚肉で豚の繊維を感じられる触感、チャーシュー。豚肉の紅茶煮もいいですね、落ち着いたピノノワールにある果実味と紅茶のニュアンスが相乗効果で絶妙に合いそうです。


魚だとこの時期脂がのって美味しい秋サバだな~!竜田揚げ、煮込み、ムニエルなど。カレー粉を少し使用してスパイスの風味がアクセントに。


カレー粉!いいですね~魔法の調味料(笑)ピノノワールとカレーのスパイスは実は相性が良いんですよね。線の細いピノノワールにナツメグ、シナモン、コリアンダーといったスパイスが補完するように一体感をだしてくれる。ワインの熟成に木樽を1/3使っているからスパイスの風味と共通項があるのかと思います。


あとはサバのトマト煮をパスタで和えるおしゃれな一皿でも。ピノノワールの果実味とサバの香りが引き立ちます。


おしゃれですね!女子会のランチや休日の昼間に気軽に飲むイメージですね。普段は赤ワインを飲まないという方にも是非試してもらいたい王道タイプですね。


チャーミングな香りが特徴なので、ぜひワイングラスで。若干冷やすと香り味わいが引き締まります。若く活き活きした味わいの時が飲み頃です。



今回のおすすめワイン

ドゥデ・ノーダンピノノワール

輝きのある濃いルビー色。赤い果実(ブラックベリー、カシス)のニュアンスを感じさせる広がりのある香り。口に含むと、程よく繊細なタンニンとエレガントなフィニッシュが心地よい。フィネスとテロワールのエレガンスさを軽快なスタイルで体現した、ワインを楽しむ喜びを感じさせるワイン。

生産者:ドゥデ・ノーダン
生産地:フランス/ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ
タイプ:赤
セパージュ:ピノノワール100%
醸造:手摘みし手作業で厳選したブドウを使用。 1/3は木樽熟成(1~2年)、2/3はステンレスタンク熟成(約1年)

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生産者紹介

サヴィニー・レ・ボーヌに設立された歴史あるワイナリー
ドゥデ・ノーダン / Doudet Naudin

ブルゴーニュで最も古いワイナリーの一つとして知られています。1933年にドゥデ家が引継ぎ、それまでの伝統を守りながらもさらなる発展、繁栄を遂げてきました。第二次世界大戦の戦禍を逃れた古い地下セラーには、数多くのオールドヴィンテージのワイン(古いものでは1929年まで)が、理想的な熟成環境の下に保管されております。現在のオーナー、クリストフ・ロシェも、この尊敬に値する老舗ワイナリーの伝統と価値を守り抜くことを第一に考えながら、新たな時代への刷新にも力を注いでいます。
コルトン・シャルルマーニュやコルトン・グランクリュ・レ・マレショードなどの特級畑を含む13haの自社畑を有し、「それぞれのぶどうの生産地域や気候風土を尊重したワイン造り」をモットーに、ぶどう畑と生態系のバランスに配慮した「リュット・レゾネ」(減農薬農法)を取り入れたぶどう栽培や、厳しく選別したぶどうによるブルゴーニュの伝統的な醸造など、細部までこだわった良識あるワイン造りを貫いています。主要ワインコンテストやワイン・スペクテーター、ギド・アシェット等ワイン主力誌から常に高い評価を獲得し実力を認められている一方、ナチス・ドイツの占領時代に秘密の壁を築いて貴重なワインを守り抜いた逸話のある地下カーヴに、現在でも数多くの古酒をストックしていることでも知られています。