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NEWS

2022.09.03ペアリング

ワインと旬の食材のペアリング「ドゥデ・ノーダン マコン・ヴィラージュ」

~ワインに料理があるとさらに華やかに~
日常の食卓を彩るペアリングをプロのソムリエが指南します

 

ワインと旬の食材のペアリング


旬の果物が橋渡しをする上質なブルゴーニュ白


登場者案内

良川 雅子
JSA認定ワインエキスパートエクセレンス取得、スペイン語通訳案内士
プロフィール:
ワインの輸入・マーケティングやプロモーションなどを担当
櫻井 一都 氏
大井町「ロスビノス」
オーナーソムリエ
プロフィール:
東京・日本橋「レストラン・サンパウ」シェフソムリエを経て、渡西。ICEX(スペイン貿易庁)・スペイン大使館経済商務部主催「スペインワインコンテスト2007優勝」カバ功労騎士叙任

今回のおすすめワイン

ドゥデ・ノーダンマコン・ヴィラージュ

黄色い花やグレープフルーツ、パパイヤ、爽やかなハーブにほのかな蜂蜜のニュアンスも。フレッシュでミネラル感やこなれたエレガントな酸味も合わさりバランスも良く、お食事に寄り添う良質のシャルドネです。

生産者:ドゥデ・ノーダン
生産地:フランス/ブルゴーニュ/AOCマコン・ヴィラージュ
タイプ:白
セパージュ:シャルドネ100%

白ワインの中でも厚みのあるやや熟成した白ワインを気温が涼しくなる秋に選びました。
ワインの果実味にはちょうど秋といえば果物の収穫の時期で食べごろです。
旬の果物フルーツに焦点をあてて王道ブルゴーニュの中でも非常にコストパフォーマンスに優れたマコンヴィラージュを選んでみました。


テイスティング

外観は輝きのある、やや濃い目のゴールド。よく熟した印象です。
熟れたパイナップルやマンゴーなどのトロピカルフルーツ調に、ヴァニラ、アカシアの蜜、トフィー、ジャスミンなどのハーブとスパイス感、若干のキノコや栗などの熟成感もあり、やや複雑でふくよかなアロマです。


ブルゴーニュの老舗ドュデ・ノーダンはネゴシアンとしても非常に良いぶどうを仕入れているといつも感心します。このマコンヴィラージュも熟したリンゴ、トロピカルフルーツ中心に複雑なスパイスやハーブが奥行きを与えて第一印象から「わ💛」と期待を高めてくれるようなワクワク感があります


アタックはやや強く、まろやか。果実味と酸のバランスが良く、ほろ苦さと共に、コク、ボリューム感が口中に広がり、余韻にりんご飴のような香ばしさとミネラル感が心地良く残り、漂います。


このボリューム、一体感が値段以上の味わいかと思います(笑)マコンヴィラージュでここまで凝縮感ありながらバランスよく上品にまとまっているワインは少ないのでは。


〜どんな料理に合わせたい?〜

実は昨日ドメーヌの当主クリストフとランチしていたのですが、当主は若鶏のローストにポルチーニ茸のソースを。私は豚肉にパイナップルなどのトロピカルフルーツソースを選び、さらにもう一人の同僚は牛肉ハラミステーキでチャレンジしていましたがどれもワインといけるなと(笑)ソースにフルーツを使っているとワインの果実味と肉とを橋渡しして繋げてくれると思います。魚だとサーモンのムニエルもいいですね♪サーモンてレモンがついてくるのが定番なのでそのイメージで♪


秋の食べごろの海老や毛蟹などの海鮮類を刺身、茹で、焼き、アヒージョ グラタンなどで試して。独特の食感や甘さ、味噌の旨味に、しっかりとしたコクやミネラル感たっぷりな白ワインは好相性。贅沢に伊勢海老とも楽しみたい。


贅沢ですね~!味噌の旨味と相性が良さそうです!
庶民な感じでいくと(笑)キノコのクリーム煮、牡蠣グラタンとか良さそうです。ワイン自体に凝縮感や厚みとミネラル感があるので重めの料理でも受け止めてくれる寛容さがあります。


小ぶりなワイングラスからやや大ぶりなワイングラスでもボリュームのある香り味わいが楽しめます。合わせたい料理の温度に近い温度帯で飲むと、より良いマリアージュを楽しめます。


カジュアルなビストロやイタリアンでワイワイ楽しみたいですね、魚も肉もパスタやピザも気取らずにみんなとシェアすれば楽しい食卓が思い浮かびます。



今回のおすすめワイン

ドゥデ・ノーダンマコン・ヴィラージュ

黄色い花やグレープフルーツ、パパイヤ、爽やかなハーブにほのかな蜂蜜のニュアンスも。フレッシュでミネラル感やこなれたエレガントな酸味も合わさりバランスも良く、お食事に寄り添う良質のシャルドネです。

生産者:ドゥデ・ノーダン
生産地:フランス/ブルゴーニュ/AOCマコン・ヴィラージュ
タイプ:白
セパージュ:シャルドネ100%

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生産者紹介

サヴィニー・レ・ボーヌに設立された歴史あるワイナリー
ドゥデ・ノーダン / Doudet Naudin

ブルゴーニュで最も古いワイナリーの一つとして知られています。1933年にドゥデ家が引継ぎ、それまでの伝統を守りながらもさらなる発展、繁栄を遂げてきました。第二次世界大戦の戦禍を逃れた古い地下セラーには、数多くのオールドヴィンテージのワイン(古いものでは1929年まで)が、理想的な熟成環境の下に保管されております。現在のオーナー、クリストフ・ロシェも、この尊敬に値する老舗ワイナリーの伝統と価値を守り抜くことを第一に考えながら、新たな時代への刷新にも力を注いでいます。
コルトン・シャルルマーニュやコルトン・グランクリュ・レ・マレショードなどの特級畑を含む13haの自社畑を有し、「それぞれのぶどうの生産地域や気候風土を尊重したワイン造り」をモットーに、ぶどう畑と生態系のバランスに配慮した「リュット・レゾネ」(減農薬農法)を取り入れたぶどう栽培や、厳しく選別したぶどうによるブルゴーニュの伝統的な醸造など、細部までこだわった良識あるワイン造りを貫いています。主要ワインコンテストやワイン・スペクテーター、ギド・アシェット等ワイン主力誌から常に高い評価を獲得し実力を認められている一方、ナチス・ドイツの占領時代に秘密の壁を築いて貴重なワインを守り抜いた逸話のある地下カーヴに、現在でも数多くの古酒をストックしていることでも知られています。